2009年04月13日

クルマエントリー世代の意識調査

日本自動車工業会の「2008年度乗用車市場動向調査」。
常々クライアントとお話していることが数字で裏づけされていて、
とても興味深かったです。


●縮まる男女差、負担感は大きく

エントリー世代の免許取得意向は以前の大学生と比べて変化はみられない。クルマの使い方をみると、親の車(共用車)を使う人が増え、家族と乗る機会が増えている。クルマの用途は男性が日常用途、女性が余暇用途の使用機会が増えており、結果、男女差が縮まっている。クルマ関心は、以前と変わらずあるものの、強い関心を持つ人は減っている。関心同様に、クルマへの購入意向は以前と変わらず高いものの、購入への強い気持ちが低下し、購入時期については慎重な姿勢がみられる。クルマの購入の壁としては、維持費など経済的負担感と免許取得など時間的・労力的負担感が大きい


●運転の楽しさの意識は変わらず

以前と比べると、男女とも購入・使用への負担感が上昇しているものの、男性では移動における自由度や走行の楽しさを以前と変わらず感じており。女性ではプライベートなコミュニケーションが楽しめる空間や、クルマによって自己表現できるというイメージが上昇している。エントリー世代にとってクルマは今も運転が楽しいものであり(男性ではやや減少、女性では増加)、公共交通機関にはない魅力が持たれている。


●エントリー世代のクルマ体験とボディタイプ選好

エントリー世代は幼い頃にミニバン、1BOXでのレジャー・アウトドア体験が多く、クルマに楽しい想い出を持っている。現在のボディタイプ選好はコンパクトタイプが好まれており、セダンやスポーツカーにおいても、ポジティブなイメージも持たれている。現在のクルマの使用状況だけでなく、幼い頃の乗車体験や体験を通じた想い出が、その後のクルマ関心やボディタイプの好みに影響することが確認された。


●クルマの顕示性・所有満足は弱まっている

エントリー世代において、クルマは、以前と変わらず生活を「便利」に「快適」にしてくれる財であり、他財では得られない独自なポジションを形成している。しかし、以前と比べると、クルマに対して、「自分をアピールできる」のような顕示性、「持っていることで満足感が得られる」のような所有満足のベネフィットが弱まっており、クルマは機能的なベネフィットが主で、心理的ベネフィットが弱くなる傾向がうかがえた。


●クルマ購入の阻害要因とニーズの広がり

エントリー世代のクルマの購入に対する強い気持ちが、以前の大学生と比べて低下しているのは、@「クルマに感じるベネフィットの薄れ」、A「地球環境への社会に対する負担意識の高まり」、B「コストや労力などの障害の高まり」の3つが原因と考えられる。ただ、クルマに関心を持つ層は半数にのぼり、決して低くはなく、クルマの新たな機能・性能に期待している。


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自動車不況真っ只中ですが、
「女性×クルマ」のCarTime
「エントリードライバー×クルマ」のワクワクドライブ
いずれも活路を見出すお手伝いになるよう、この春も頑張ります。


posted by かーたいむ at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集部のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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